▼サカイパリコレは、エッフェル塔の近くの『パレ・ド・トウキョウ』で行われました。
今シーズンのパリコレ会場前はベーシックファッションが主流ですが、
サカイだけは全身サカイを纏ったサカイファンが集まります。
特にペンドルトン柄は世界的に人気のようです。
バンダナ柄やフラワープリントも目を惹きました。
でもやっぱり外人のサカイの着こなしは、大人っぽくてスタイリッシュ。是非見習いたいですね。
スタンディグも長蛇の列。サカイ凄い!
▼サカイ、パリコレ会場内は、ブルーライト一色に染まった空間。
螺旋階段を降りるといつもの椅子が並び、自分のシートナンバーを探します。
ショーのスタートはいつも最低でも30分は遅れます。
しかしこの待ち時間こそパリコレのワクワク感を味わえる時でもあります。
▼2019年秋冬サカイ、パリコレクション報告
(ブランドプレスリリースより)
『シルエットとアブストラクション、ハイブリットを通じて具体化する』
実用性の高いフォルムを採用しながら、
抽象的な概念から構築された大きなフォルムの上に別のフォルムの要素を重ね、
体にフィットするよう新しいハイブリットをリミックスする。
オーバーサイズのトレンチコートがダウンジャケットとパーツを重ねることにより、
クチュール感のあるボリュームを伴いながら、エレガント且つフェミニンなプロポーションを作り出す。
オーバーサイズのメンズコートの上にジャストサイズのニットを重ね、
通常とは真逆のレイヤリングでフォルムを遊ぶ。
メンズのデニムジャケットはウエスト回りを絞ることにより、
また腕周りからカフスまで流れるようなフォルムは、アワーグラスのようなプロポーションへと再構築される。
抽象画家の代表的であるジャクソン・ポロックを賛え、
彼の作品ではなく、スタジオの床に残されたアートピースを用い、
さらにアブストラクトを具現化する。
以上。
進化し続けるサカイに、まだまだこれからも期待が膨らみます。
オーナーバイヤー岩高