2019春夏パリコレクションバイイング Vol.4

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▼パリ3日目。

ショーもほぼ終わり、今日から本格的にバイイングスタートです。

ショールームへは地下鉄を乗り継ぎ歩き回ります。

今回はオリヴィエティスケンスのブーツが大活躍。

今日もくたくたになるまで頑張ります

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▼オリヴィエティスケンスがパリコレで素晴らしいコレクションを発表しました。

テーマは、ドイツ人アーティスト「HANS BELLMER (ハンス・ベルメール)」の作品からのインスピレーション。

昔の懐古的な人形や、女性の肉感的なエロティズムから見えてくるフェミニンさとロックの二面性を、商品の二面性に落とし込んでいます。

ジャケットの前と後ろの表情の違い、フェミニンなワンピースにハードなブーツを合わせる、

或いは正統的なテイストにセクシーさを加える…。

ショーを重ねる度に実力を高め、大胆で挑戦的な服作りを見せるオリヴィエティスケンス。

きっとこれからのモードを牽引していくことでしょう。

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▼オリヴィエティスケンスの全ショールックと貴重なデザイン画をご紹介。

挑戦的で繊細な二面性を表現した卓越した春夏コレクションです。

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▼今日のバイイングスタイルは、秋冬のオリヴィエ・ティスケンスのブラウスとミニのレザースカートとブーツで少しフェミニンに。

ボルドーのブラウスは襟の立ち上がり加減と、切り替えのデザインが巧みなウエストのデザインが気に入っています。

素材はシルクストレッチなのでとても着やすく、生地使いも、敢えて表にマットな面を使い、

前立てやクルミボタンには裏の光沢面を使う等彼らしい繊細なデザインがシルエットをきれいに見せてくれます。

カラーはブラックとネイビーの3色展開です。

ショールームのスタッフにも誉めてもらいました。

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▼ハイダーアッカーマンパリコレは、メンズコレクションと一緒にショーを行いました。

来春夏は、ハイダーアッカーマンがショーにもよく使う曲の「レオナルド・コーヘン」の詩「I’m your man hear I stand.(いつも側にいる)」をテーマに掲げました。

カットワーク使いの白シャツ、美しい金の花のシースルーブラウスやワンピース、蓮の葉を彷彿させるジャガードブラウス…。

詩のように安らぎを願う大人のシックなコレクションでした。

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