バイイング最終日はクロスから。
▼入口と中庭はいつもより沢山の紫陽花が出迎えます。
▼画像はNGですが、既にインスタグラムでも話題のサングラスとパフュームだけお見せします。
パフュームは優しいユニセックスの香りで、レザーケースもクロスらしさを魅せます。
▼サングラスはリガーズに製作を依頼しアマディ氏デザインの完全オリジナル。
▲リガーズが得意とするホーンのフレームにクロスのアイデンティティが吹き込まれています。
ミニ盆栽のようなディスプレイや、毎年新しい試みを続けるアマディ氏の感性に癒されるクロスです。
▼今日のスタイリング。
私はアンドウムルメステールの羽織とショートパンツでスニーカーを着こなしました。
▼社長とバイヤー斉藤は、クロスのショールームを意識し全身クロスでスタイリングしました。
やっぱりメンズのクロスは格好いいですね。
▼2018年春夏アンドウムルメステール、プレコレクション。
ニューヨークのフォトグラファーRobert Mapplethorpeにフォーカスし、
またアンドウムルメステールの友人Patti Smithからもインスピレーションを受けたテーマは「日本の桜」。
まずはチェリーブロッサムをイメージしたという大輪の美しいコサージュに目を奪われます。
桜のようなカットワークやプリント、桜吹雪をイメージしたドット。
アンドウムルメステールがフォーカスした日本の美しすぎる世界にご期待くださいませ。
▼アンドウムルメステールのパリのショールームはいつもフラワーアレンジメントが素敵です。
特に今回は、2018年春夏のテーマの日本の桜をイメージしたコサージュが目をひきましたが、
それと全く同じ生のお花が、活ける場所によってアレンジも変えてあるのには感動しました。
バイヤーに、新作のイメージをより良く伝えたいという気持ちと、
美しい生の花で心地よくもてなす心が伝わってきますね。
▼バイイング最後の夜は、グランパレのテラス席で、
憧れの素敵なマダムのご家族と楽しい夜を過ごしました。
そして毎夜、11時から5分間だけエッフェル塔がキラキラとしたライティングに包まれます。
テラス席からセーヌ川はすぐ目の前なので、光輝くエッフェル塔を眺めることが出来ました。
そして帰り道はライティングされた美しいパリの建造物を眺めながら、
お客様やスタッフ、そして周囲の方々のお陰で来春夏のバイイングを無事終えられた事に感謝を感じています。
世界情勢や、SNSの進化によってファッションがある意味が急速に変化し、
それによりユーザー自体の行動も変化してしまいました。
ファッションこそが今まで人々を先導していたのが、
今や選択する自由を得ることができたユーザーが好きなファッションを選択するという逆転です。
しかし私達はパリに来る度に、ファッションが私達を先導している事に改めて気づかされます。
そして、自信をもって進んでいいんだと気づかされます。
そして、その気持ちが私に勇気をもたらします。
明日からお店に戻ります。
そして、再び自信と勇気を得た私に会いに来てください。
きっと皆様にも自信と勇気をもってもらえると信じて、ご来店を心よりお待ちしております。
オーナーバイヤー岩高