▼2020年春夏アンドウムルメステール、
プレコレクションのショールームはいつもにも増して活気に溢れていて、
コレクションが如何に大成功だったかを証しています。
入口にはシェイクスピアの言葉が飾られ、
巨大なフラワーアレンジもアンドウムルメステールの力強さを現わしているかのように見えました。
しかしパリには殆どクーラーが無いのでここのショールームは特に暑すぎてバイイングも至難です。
でも今回はアンドウムルメステールのブラックとオフホワイトのチュニックブラウスで、
お洒落にバイイングができました。
素材感と気心地の良さはアンドウムルメステールが一番goodかもしれません。
▼ANN DEMEULEMEESTER
SPRING SUMMER 2020のプレスリリースより一部ご紹介します。
テーマは「故郷アントワープの港」。
アントワープの港は北海と人類の運命を結びつけてきました。
海岸線から離れて漁獲したり、長期に渡って彼らの船を停泊させたり、
労働者達は何世紀にも渡って港で働いてきました。
そんなワークウエアとロマンティズムを元に、デザイナー、セバス・チャンムニエはアメリカに渡るフェリーRed Star Lineの乗客者やドッカー、
フィッシャーマン等、マリナ(船乗り)からインスピレーションを引き出しています。
ピーコート、オフぃサージャケット、チュニック、ベスト等のクラシックなアイテムをデコンストラクトした新しいルックを提案しています。
(中略)
海に含む貝や甲殻類のプリントはフランドルのアーティストMarcel Broodthaersのシュールなユーモアに基づいています。
マリンのシンボルを含むシェイクスピアの言葉もTシャツを始めコレクションに含まれています。
▼次のショールームまで歩いてましたが、あまりの暑さのせいで、ポンピドウセンター横のカフェでちょっと休憩。
慣れない手付きで自撮りしようとしていたら親切なマダムが写真を撮ってくれました。
パリは優しい人も沢山いますね。
この辺りもアートに溢れています。
▼2020年春夏ザ・ロウのテーマは
「90’S NEW YORKER」。
ニューヨークのキャリアウーマン全盛時代に登場した、ミニマルなジャケットスーツやコート。
そして女性のライフスタイルが多様化した時代でもあり、キャリアウーマンのドレスアップスタイルに焦点があたっています。
新しくプリーツとワンピースの組み合わせや、プリーツのブラウスも登場です。
また「バイ ナウ ウェア ナウ」として年に10ヶ月は着ることが出来るアイテムも提案しています。
シンプルで上質なザ・ロウは常に進化し続けています。
(商品は画像はNGなので、代わりにお洒落ないちじくのチョコクッキーとヘルシーなキャロットジュース撮りました)
▼パリ最後はトーガプルラ。
2020年春夏は、カラフルな色が満載です。
蛍光色やイエローグリーン、オリジナルのチェックプリントも色鉛筆の全色が使われているようなポップな色合わせです。
アイテムは人気のドローストリングのフーディーコートや、スカートに見えるパンツ等がとってもお洒落でした。
またポーターとのコラボレーションバッグも再登場。是非楽しみにしててください。
オーナーバイヤー岩高