▼バイイングスタートはいつものオペラ座前から。
今日は氷点下と雨という天候に合わせて、
オーバーサイズのコートの下にランバンの白のファーを着こんだ暖ったかスタイルです。
また小雨にはレナードプランクの帽子がピッタリ。
バッグはマルジェラがこの春ローンチした新デビューの「グラムスラム」。
ボトムはレザーレギンスに、歩き回れる少し派手目なゴールドのスニーカーです。
▼社長のパリスタイリング。
マルジェラのリメイクされたミリタリーコートは、かなり分厚いハードコットン。
オーバーサイズで下に着込めるので冬でも暖かいコートです。
バッグは新作のコーネリアンタウラスの自衛隊のテントの幌で使われている頑丈な素材。
足元はリックオウエンスのレザースニーカー。
こちらも春夏の新色のベージュのソールでスポーティーに仕上げます。
▼ロンドンで活躍するアーティストの姉妹が手掛けるtoogood(トゥーグット)。
秋冬は「ランドエスケープ」がテーマ。
果てしなく続くイギリスの広い大地からのインスピレーション。
幾重にも重なる去る地層や、地図に良くみられる土地の高低差に見られる大地のレイヤー。
彫刻や陶器のスカルプチャーによる、
大きすぎるボタンやボタンホールを使ったアーティスティックなアイテムは、
10個限定のシリアルナンバーが別タグにプラスされたメイドインハウスとして新作発表されていました。
昨シーズンからメンズのシェルター2でスタートしましたが、次の秋冬からレディースでもスタートします。
自然を愛するtoogoodは、きっと女性の日々を優しく包んでくれることでしょう。
▼ニナリッチパリコレは、シャンゼリゼ通りを少し北に上がったハイクラスな建物で行われました。
ショーにはニナリッチのイメージでもあるトレンチコートやストレートラインのコートをシックに着こなす姿が印象的でした。
勿論、トレンドを超越したお洒落マダムたちも健在でした。
▼昨年からグッチがエコファー(フェイクファー)宣言をしてから、
2018年秋冬のファーの方向性が論議をかもしそうなこのパリコレ。
その矢先、私がコート下にランバンのリアルファーを着てたのがカメラマンの目に留まって、リアルかフェイクか聞かれました。
コートを脱いで写真を撮らせてほしいと言われましたので、どこかの雑誌で取り上げられるかも(^o^)。
因みにパリは治安が悪くスリに狙われるので、ファーは外ではチラッと見せる程度に着こなして、
基本的には室内で楽しむようにしています。
しかしこんな時、ヒール履いてたかったですね(^-^;
▼2018NINA RICCI AW collectionです。
場所は凱旋門近くで、アールヌーボーで華やかな場所です。
キレイな色が生えるニナリッチに最適の環境です。
ショー会場は元商工会議所立ったとは思えない程の豪華なシャンデリアや壁面がフランスの美意識を感じさせます。
そして、ニナリッチを着こなすスタッフは流石にお洒落です。
コレクションのインビテーションチケットも美しいスキンカラー。
間もなくショーが始まります。
▼2018年、ニナリッチは風をはらんだブラウスから軽やかにスタート。
パウダーピンク、薄いブルー、ホワイト、ライトグレーといった淡いパステルカラーに、
赤と黒が少し毒々しくスタイリングをキリッと締めているのが印象的でした。
優しくそして美しいニナリッチガールに見とれて、あっという間にランウェイが通り過ぎました。
▼ニナリッチのショーが終わって部屋を出ると、何とモデルが勢揃いでお見送り。
最後に洒落たサプライズ演出に感動しました。
オーナーバイヤー岩高