パリからアントワープへ Vol.1

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▼パリノード駅。

THALYSで約2時間で17時半到着予定。

ベルギーデザイナーを輩出したアントワープへ再び行ってきます。

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▼パリからベルギーのアントワープまで、THALYSで移動。

ベルギーとオランダの国旗の赤を基調にした車両と社内は華やかでした。

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▼アントワープに到着。

Antwerpの駅は以前に来た15年前に大改装され、超近代的な建築に。

コンクリート打ちっぱなしの大きな吹き抜けはB2Fから4Fまであり、電車が走っているのが大迫力で見えます。

反対側には時計台がある1800から1900年初頭のアンティークな世界が、広がっています。

クールでモードな世界を見せているアントワープファッションと同じでした。

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▼ホテルは隠れ家風の中庭のあるフェミニンな空間。

穏やかなご夫妻とフェリモン(赤猫)がお出迎えです。

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▼ホテルの部屋は北欧の家具とインテリアが癒しと温かみ溢れる空間です。

それとは対照的にバスルームはモダンなジエットバスとシャワールーム。

アントワープのホテルのインテリアやおもてなしは色んな意味で勉強になります。

短い間ですがここに2泊だけお世話になります。

 

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▼直ぐに陽が暮れたので、夕食までに少し街を歩きます。

アントワープの象徴の聖母大聖堂が高く静かに佇み、15年前にここを訪れた事を再び思い出しました。

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▼今夜はアントワープの名物、ムール貝のレストラン『maritime』へ。

中々予約がとれないほどの人気のレストランは既に7時には満席に。

アントワープ在住の知人お勧めで、トマトがたっぷり乗ったムール貝を注文。

ムール貝はパリでも食べたことがありますが、やはりここのムール貝はブイヤベース味で美味しさが卓越です。

量も半端なく満腹になりました。

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オーナーバイヤー岩高

2018秋冬パリコレクション Vol.9

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▼パリバイイング最後は、昨年11月に亡くなった、アズディン・アライア『私はクチュリエ』の回顧展へ。

場所はアライアの店舗兼アトリエで自宅だったマレ地区。

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主催者はアライアの生涯のパートナーで画家のクリストフ・フォン・ウェイエと、ディエチェコルソコモの創始者、カルラ・ソッツァーニ。

回顧展では1981年から現在までの試作品40点が展示され、アライアの最後のショーでナオミ・キャンベルが着用したシルバースタッズのブラックドレスを初めアイコニックな作品が、アルミニウムのハーフシェルに飾られ、ソフトな証明がそれらを未来的に演出していました。

実はアライアのドレスをこんなに至近距離で眺めるのは私も初めて。

世界のセレブを虜にしたアライアがもうこの世に居ない事を感じながら、この場所に導かれた使命を感じざるを得ません。

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パリバイイングも無事終了。
これからベルギーのアントワープへ向かいます。

オーナーバイヤー岩高

2018 spring & summer outer collection

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陽射しが少しづつ春らしくなってきましたが、

まだまだ日陰や朝夕は肌寒い季節でございます。

本日はそんな時期にピッタリの春物アウターのご紹介。

 

まずはsacaiのニットロングコートから。

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▲sacai 18-03622 knit long cardigan 税込¥71,280➡¥49,896(30%OFF)

color:エクリュ

size:2

一見シンプルでベーシックに見えるこちらのカーディガンは、

よく見ると左右アシンメトリーな形が特徴。

柔らかいニットのケーブル編みと長めのお袖が適度に緩さを演出し

ガウンのようにさっと羽織れるデザイン。

ニットの生地にケーブル編みが柔らかい雰囲気で女性らしい一点です。

着脱も簡単で春先には大変便利なお勧めアイテム!

寒い時には上からコートも羽織れます。

▼ブラック

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▲ウエスト辺りには一つホックが付いております。

 

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▲太めのウエストベルトも付いており、ルーズに巻くスタイリングがおすすめ。

両サイド大き目のポケットも付いており機能的です。

 

▼続いて08sircus。

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▲08sircus trompel oeil collar less coat  税込¥82,080

color:beige

size:36

全体的にゆったりとしたオーバーサイズのノーカラーのトレンチコート。

中にジャケットやライダース、ニット等も重ね着できます。

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▲一見ダブルのデザインでボタンが付いているように見えますが、

こちらはプリントになっており遊び心を感じる一点。

実際はスナップボタンで留めるデザインです。

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▲背中の中央に大きめに取られたタックがあり、

ウエストを縛ると裾が広がり女性らしいシルエットに。

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▲前と後で切り替えで、ツートンカラーのデザイン。

▼続いて、艶感と落ち感のあるスプリングコート。

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▲08sircus viscose washer back gather coat 税込¥69,120➡¥48,384(30%OFF)

color:pink・navy

size:36

レーヨン100%のシャリ感と光沢があり、落ち感のあるエレガントなデザイン。

背面中央の首元から入った細かなギャザーが裾にかけて流れるようなデザインで、

少し丸みを帯びた女性らしいデザイン。

こちらも全体的にゆったりとしたシルエットで中に着込めるデザインです。

前はあけっぱなしの羽織のデザインで、両サイド裾にはスリット入り。

▼navy

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▼続いてショッキングピンクの色が目を惹くMM⑥のスプリングコート。

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▲MM⑥ spring coat 税込¥88,560➡¥61,992(30%OFF)

color:フーシャピンク

size:40

コットン100%の厚手の張り感のある生地が特徴。

全体的にゆったりとしたシルエットで中に厚手の物を着ても着用可能。

ショッキングピンクの色に白のステッチがなんともたまらない一点。

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▲一番上のボタンだけ表にでて、それ以外は隠しボタンのデザイン。

後首元には、分かる方には分かるシックスのタグが縫い合わせてあるステッチが!

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▲大き目のポケットがフロントに3つ付いております。

裾には張り感のあるワイヤーが通っており、着用時自然に膨らむような構築的なデザイン。

その他にも薄手のブラウスやシャツの羽織も充実しております。

今しか着られなアイテムを使ったお洒落も是非楽しんでみてはいかがですか。

店頭では大好評につきUNITED NUDEのイベントも延期して開催しております。

今回のUNスライド延期

暖かくなるこれからの季節に是非、気分のあがるお洒落なお気に入りの1足を見つけにいらして下さいませ。

また、3/17(土)~は08sircusのPOP UPも開催致します。

2018春夏の新作アイテムが一同にご覧いただける機会をお見逃しなく!

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

La cham blanc

有島

 

 

 

 

2018秋冬パリコレクション Vol.8

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▼メゾン マルジェラ秋冬パリコレクション。

「ドレッシング・イン・ヘイスト」急いで服を着るしぐさ、逆さまに服を着てしまったり、

コートをドレスの下に着るアイディアがデザインに落とし込まれ、

破壊的で幻想的な世界へと誘われます。

パリのショールームに入ると、宇宙のような青い世界が広がります。

それは、アーティストの「イブ・クライン」の宇宙に繋がる青の世界を再現しています。

そこには、フューチャー(近未来)を感じさせるネオンカラーと

スポーツミックスのアイテムが提案されていました。

画像はNGです。

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▼MM⑥は、ロンドンで行われたコレクションが今回も特別にパリのショールームで紹介されました。

ロンドンのオーセンティックなイングリッシュパブ、The Running Houseと、

ワードローブの全てがシルバー1色でラッピングされました。

パブに置かれたソファー、椅子、ワインボトル、グラスは全てシルバーに。

デニム、ニット、コート、バッグ、ブーツ等のワードローブも全てシルバーに。

テーマは「影と光」。

影はアンリアル、光はリアル。

日常皆が集うリアリティーなパブは、その日一日だけは来る人も全てアンリアルなシルバーになったのです。

ユニークなMM⑥の秋冬です。

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▼ドリスヴァンノッテン秋冬ショールーム。

いつものように世界から集まるバイヤーでかなり混み合っていました。

キラキラと装飾されたブルゾン、フェイクファーの襟がついたコート、バイカラーの羽織、

わざと素人がデッサンした感じにしたプリント、ミリタリーカラーのブルゾン、

ブルーのナイロンソ素材のロングコート、キルティングのロングコート、

ビッグサイズのボーダーのセーター、ウインターパステルのニット、フェイクファーのショルダーバッグ…。

世界から称賛と感動を導いたドキュメント映画の余韻が未だ心によぎる中、

ドリスヴァンノッテンのバイイングは、私にとって、癒しの時間でもあるのです。

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▼ハイダーアッカーマン、ショールーム入ると、直ぐに目に入ったのは、冬の優しいピンクです。

いつものスエット素材のジャケットは、強い女性の意外な内面を表すかのように、

袖口や背中の裏側に幾重のフリルが施されています。

そして、今回特に際立ったのがレオパードプリント。

得意のブルゾンはタオル地のような滑らかな素材が着る人を優しく包み込みます。

また、シルクのブラウスは繊細なフリル使いがレオパードのフェミニンさを上手く表現しました。

ハイダーアッカーマンの奏でる強くそしてフェミニン。

大胆且つ穏やかな素敵な秋冬パリコレクションでした。

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2018秋冬パリコレクション Vol.7

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▼サカイ秋冬パリコレクション会場前。

きりがないほど続々とお洒落な人達が集まってきます。

特に目立ったのはカラーと色の組み合わせ。

様々なアイテムとの組み合わせが目を惹きます。

その他、オーバーサイズ、カラーブロック、ネオンカラー、プリント、エコファー、

ロングスカート、デニムパンツ、スニーカー、キルティング、レオパード、サングラス….、トレンド真っ盛りです。

今回のパリコレではサカイのゲストが一番華やかでリアル。

世界のお洒落な人たちを集めるサカイ、流石ですね。

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▼サカイのショー会場は、先シーズンと変わってマレ地区で行われました。

中はコンクリートの打ちっぱなし。

会場は5階ですがエレベーターが1台しかなく長蛇の列、やむ無く階段で上がります。

息切れして会場を見渡すと、どうやらパーキングを貸し切りにしているようです。

また全招待客が前列で見れる配置になっていました。

今からショーが始まります。

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▼サカイ秋冬は、あらゆる服のアイテムを自由自在に駆使し、服の既成概念を破り、

新たなアイテムに作り変えたアバンギャルドなセンスが光るコレクションでした。

左右全く違うアイテムを張り付けた服、カラーブロック、キルティング、ダウン、ツィード、

チェック、レオパード、ゼブラ、ストライプ、プリーツ、フェイクファー、エスニック、フリンジ、

スリット、ボリューム、シースルー、左右違うシューズ、ミックスマテリアル&ディテール…。

『着こなしにルールなんて無いはず、楽しむべき』とデザイナーがエールを送っているような力強いコレクションでした。

展示会は今月末東京で行われます。

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2018秋冬パリコレクション Vol.6

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▼オリビエティスケンスのマレ地区のショールームは彼のアトリエと併用した

モダンな空間でひっそりと展示会が行われます。

自然の光が射す、ソファースペースは、

大量の白バラとチューリップが彼のクリアなセンスを物語ります。

秋冬コレクションは、女性の少女らしさと大人らしさの二面性をテーマに、

繊細なレースのハードなジャケットやレザーコートを合わせ、

カラーはより深いブラックを中心に、アクアグリンやパープル、レオパード等、

アブストラクトな色合いが登場しました。

🌟マトッテイでは3月17日から4月1日迄、

春夏オリビエティスケンスの商品を一同に集めご覧いただけるトランクショーを予定しております。

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▼オスカーデラレンタ秋冬パリコレクション。

彼の生前、彼のアシスタントデザイナーだった二人が、

休日NYのアップステートのcloister(クロイスター)に一緒に

リゾートに行った頃の思い出が詰まったコレクション。

自然溢れるクロイスターは、森や山の渓谷や深い緑が溢れ、花や動物や虫達が戯れます。

そこから沢山のデザインソースを産み出し、

ナチュラルでロマンティックな秋冬コレクションが完成しました。

勿論、華やかなドレスも沢山発表されました。

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▼ニナリッチ秋冬コレクション。
先日のパリコレで、美しいパリ女性をずらりと発表した

ギョームアンリの秋冬の女性像は「インテリジェントな女性」。

本来のフェミニンさに知的と教養を兼ね備えた格好いい引き締まったインテリジェントウーマンです。

プレコレクションから続く赤がそれを象徴し、

差し色のパステルピンクやブルー、スキンカラーがインテリジェントな女性だけど、

内面は繊細なフェミニンさを持ち合わせた、魅力溢れるニナリッチガールを表現しています。

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2018秋冬パリコレクション Vol.5

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▼ロンドンで活躍するアーティストの姉妹が手掛けるtoogood(トゥーグット)。
秋冬は「ランドエスケープ」がテーマ。果てしなく続くイギリスの広い大地からのインスピレーション。

幾重にも重なる去る地層や、地図に良くみられる土地の高低差に見られる大地のレイヤー。

彫刻や陶器のスカルプチャーによる、大きすぎるボタンやボタンホールを使ったアーティスティックなアイテムは、

10個限定のシリアルナンバーが別タグにプラスされたメイドインハウスとして新作発表されていました。

昨シーズンからメンズのシェルター2でスタートしましたが、次の秋冬からレディースでもスタートします。

自然を愛するtoogoodは、きっと女性の日々を優しく包んでくれることでしょう。

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▼マレ地区にあるピカソ美術館にいつかは行こうと思ってましたが、初めて行けました。
建物もおしゃれで、写真の撮り応えありでした。

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▼マレ地区のピカソ美術館の作品群です。
 最後に本人の写真です。

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朝、コレットの前を通りました。
あんなに活気があったのにショーウインドウはふさがれ、落書きが・・・。

応援メッセージもありました。

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2018秋冬パリコレクション Vol.4

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▼2018年秋冬アンドゥムルメステール、パリコレクション。

美しいランウェイ。今からショルームでバイイングに向かいます。

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▼アンドゥムルメステールは、先の1月に行われたメンズコレクションに続いて、

詩人のウィリアム・ブレイク「傑作無垢と経験の歌」から、

男性と同等な対話を今回のウイメンズコレクションに引き継いでいます。

ショーは全くの黒白の世界。

そして、ジャケットの肩は狭く高く尖り、袖や裾は思い切り短くカットされ、

下に着るセーターやブラウスをおもむろに見せつけたシルエットは大胆さと規律さの両方を実現させています。

コレクションの中でのウィリアム・ブレイクの声の反響は、

男性と対等に扱われ、解放された自由な女性の肖像を描き、ロマンチシズムを高らかに歌い上げました。

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▼アンドゥムルメステールのショールームのフラワーアレンジメントは、グリーンが春を告げます。

花器との色やバランスにもセンスを感じさせます。

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▼マルジェラのコート下のアイテムをご紹介。

ボリスの厚手のスエットと、リックの新作のカーゴパンツはとってもスッキリして相性抜群です。

足元はリックのレザースニーカーで大人のストリートカジュアルが完成です。

バッグは新作のコーネリアンタウラスの自衛隊のテントの幌で使われている頑丈な素材です。

ショルダーにもトートにも両方使えます。

ミリタリーな色目は、黒のスタイリングにとても映えますね。

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▼今日はマルジェラのブーティーでマレ地区をかなり歩いたので、カフェへでひと休憩。

そこへ青田社長と遭遇!シャンパンで軽く乾杯のつもりが結構話に花が咲きました。

こんな偶然もパリコレだからこそですね。

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2018秋冬パリコレクション Vol.3

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▼ハイダーアッカーマン、2018年パリコレはいつものエッフェル塔横の美術館で行われました。

(バタバタでエッフェル塔撮り忘れた(^-^;)

パリコレもショーによってゲストの顔ぶれや

ファッションの違いを感じられるのもパリコレの別の味わいかたです。

ハイダーアッカーマンは見事に個性が違う人達が集まります。

このブランドが如何に世界中の幅広いファンから指示を得ているかわかりますね。

満席で熱気溢れるハイダーアッカーマンのショーは、幻想的なスモークがスタートを合図し、ピアノとオーケストラの音響が静かにモデルを導きショーが始まりました。

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▼2018AW ハイダーアッカーマンのCollectionです。

満席で熱気溢れるハイダーアッカーマンのショーは、幻想的なスモークがスタートを合図し、

ピアノとオーケストラの音響が静かにモデルを導きショーが始まりました。

優しさの中にも強さを感じさせるショーでした。
 

優しいパステルカラー、ヒビットなイエローオレンジ、カラータイツはエレガントなブルー、

パンチのあるイエローグリーンのボトム、赤土のようなブラウン、金糸のジャーガード、

まるで、色鉛筆を縦横斜めに一度に並べたような沢山の綺麗な色が

ハイダーアッカーマンの手によってデザインと化し、次々と登場します。

シルエットも彼らしい細く長く、ウエストには細く長いベルトがそれをさらに強調します。

今までの尖った強い女性を、穏やかで平和を象徴するような優しい女性像を見事に演じて見せました。

最後は拍手喝采の中、デザイナーが迎えられました。

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▼ハイダーアッカーマンのショーに来られていた、和服の女性は、

ピカソも絶賛したと言われる、20世紀最後のフランスの巨匠、バルティユスを支えた節子婦人でした。

ハイダーアッカーマンのパリコレのFacebookにこの女性をアップさせていただきましたら、

直ぐにマトッテイの二人の顧客様から節子婦人についてご存じだとコメントを頂きました。

バルティユスご夫妻と、ハイダーアッカーマンの若いときからお二人の親交がある画像がありましたのでご紹介させていただきます。

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2018秋冬パリコレクション Vol.2

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▼オリビエ・ティスキンス、2018秋冬パリコレ会場前は個性的なファッションマニアが集まります。

会場内にはアメリカンヴォーグのスタイリストもみえ、

世界的にもかなり注目度が上がっているのを感じます。間もなくショーが始まります。

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▼オリビエティスケンスはデザイナー自らが独立してから3シーズン目を迎えるパリコレ。

得意のドレスとレザー、そしてレース使いが、強くてしやなか、

そしてフェミニンにミックスされたファッションマニアにはたまらないモード溢れるコレクションでした。

パリのラグジュアリーブランドは、話題性のあるデザイナーを起用し、

デザイナーはブランドのバックアップを得てファッションショーを発表していきます。
しかしティスケンスは、自ら立ち上がり全て自身でこのショーを開き、

その事が如何に困難であり、大切なのかを知らしてくれます。


ショーのフィナーレには、その勇気溢れる姿に拍手喝采が鳴り止みませんでした。


マトッテイの顧客様も彼の卓越した感性をブランド名ではなく真のファッションとして確実に評価しています。

期待のバイイングは明日です。

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